雷坊のページについて

 
 

 雷坊を初めて釣ったのは小学校のときでした。ダイワのミリオネア3Hというベイトキャスティングリールとオリムピックのベイトキャスティングロッド、ラインはナイロン4号、ルアーはフラポッパー、シチュエーションは川のよどみ。かなりゆっくりな流れのテトラポッドの際を、腰振りアクションでなんとなく流していたときに釣れてしまったんです。

 当時の釣りは何を釣るとかではありませんでしたから偶然といえば偶然でした。主にナマズやニゴイ、ウグイが釣れていた川で、生まれて初めてのトップウォータで釣れたのが雷坊だったのです。(現在とは比べ者にならない程貧弱なタックルでした。ゴメンナサイ。) 良く考えてみれば、当時は今よりもずっとたくさん雷坊を見かけました。また、逆に、ほとんどバスやギルを見かけることはありませんでした。そして、ヘラブナを釣っている方がよく雷坊を釣ってしまい、土の上に捨てて行く光景もありました。        当時、雷坊は「害魚」と呼ばれていた記憶があります。この「害魚」とは、当然人間の都合による表現であったでしょう。なぜなら、もともとは日本に居なかった魚ですから。 アメリカザリガニ、ウシガエル、雷坊、ブルーギル、ブラックバス、ニジマス、レイクトラウト、ブラウントラウト、その他・・・いずれも人間の都合で外国から移入され、現在、普通の河川・湖沼にて見かけることもある生物たちです。最近ではティラピア、アロワナ、ガー、バイク、ピラニア、グッピー等が飼育後放流されたりしてる様ですし、ジャンボタニシなんてのも問題みたいです。ウェーディングしている横をヌートリアが当たり前の様に通り過ぎて行く、なんて光景や、水辺でアライグマがチャプチャプ・・・等々、元外国選手のオンパレードなんですね。ま、アリゲータがでかくなって人間を食ったとかいう話は聞きませんけどね。 最近よく言われることですが、雷坊は減っているということ、これは事実でしょう。個人的には、雷坊だけでなく、いろんな魚類が20年前と比較したら減少傾向にあると思います。子どもの頃には網ですくえるくらいいたメダカが絶滅危惧種なのですから。

 雷坊が減った原因はなんでしょう。圧倒的な数の釣り人?放流されたバスやギルの影響?水不足?地球温暖化?環境汚染?                         私は環境や生物、あるいは魚類、さらには雷坊の専門家ではありませんので、これらの議論は冷静かつ慎重な研究をされている方にお譲りすることにしています。しかし、雷坊が釣れなくなるとつらいし、雷坊が絶滅したら、その後の人生がとてもつまらなくなると思っています。ですから、このホームページをご覧になられた方は雷坊と出会うことを楽しみにしている人間がいることと、雷坊が減っているということを知って頂ければ幸いです。

 そう、多くの雷魚マンと称される方は、雷坊の釣れる池に関して公開しませんし、釣り場におけるマナーも徹底していらっしゃいます。これはネット上では、なおさらでしょう。(リンク集に他の方の意見があるのでご参照下さい。)

 ある意味、雷坊フィッシングは禁断の趣味かもしれません。一般に趣味とは、同一の趣向を持つ者が情報を交換し、戦略や方法を考案し、結果を検討し、改良を加え、競いあう傾向があるものなのです(そうでない趣味もありますが)。さらに趣味には、陶酔か自慢の少なくともどちらかが必須で、可能なら両方必要だと私は考えております。しかし、雷坊フィッシングに は情報交換や検討、そしてなにより自慢する場所が少ないのです(笑)。夏のウィードでフロッグにアタックしてくる雷坊。こんな雷坊に陶酔し、会えたことを自慢したくなってこんなホームページを作ってしまいました。            雷坊を大事にしたいなら、雷坊のことを公表すべきでは無いとか、さらには釣りそのものをやめるべきだという考えもちらつきます。しかし、雷坊に会いたい人種が存在していることは公表してもいいと思いますし、私が釣らなくても他の人に釣られてしまうかもしれないのです。

 以上、そんなわけで、公開してしまいました雷坊のページ。ご意見ご要望お待ち申し上げております。長文御免、感謝。                                                       2000年2月吉日 a-k

 
 

 

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